続き。
朝、7時くらいに目覚めました。鼻呼吸出来なくて口呼吸してたので
口の中はカラカラで唇は乾燥してバリバリになってました。ひー。
また出血が始まる前に病院に行きたかったのですが
受付が8:30からだったので、それまでもつかなーっと思っていたら
もうムリー!とばかりに出血が始まってしまったのです。
こうなったら早めに行って開くのを待合室で待とうという事になり
着替えて黒いビニール袋と(吐血用)ボックスティッシュを抱えて
丁度仕事休みだった父に病院へ車で連れて行ってもらいました。
たくさん出血しているのに物が食べられない&水分取れないでいたので
かなりの疲労感を感じてました。
病院に着いてから待合室に行くと、すでに受け付け待ちの方が結構いて
一番に見てもらえないかな~とか血を吐きながら(笑)思ってました。
15分くらい待ったでしょうか。受付が開いた瞬間、皆さんが診察券を
出しに行く。父はこういった事に慣れていないので出遅れる(笑)
一番に診てもらう事は出来なくなってしまった。仕方ない…。
と思っていたら、私の症状をみた父が哀れに思ったのか(笑)
受付に行って掛け合ってくれました。今現在も出血し続けていると。
そしたら救急扱いしてくださいまして、すぐに診てくれる事に。
まずは夜間救急で処置してもらった詰め物を取る。
鼻のどの部分で出血が起こっているのか、見つける事が先決。
しかしなかなかすぐにはその場所が見つからず。
そして、あまりにも出血し続けていた為、点滴をする事に。人生初点滴!
ついでに血液検査をして、出血場所が判断できない場合は
全身麻酔の手術になるとの事で、承諾書?のような物を書かされました。
少し弱っていた為、字がへろへろして上手く書けない(笑)
そしてこの時、採血してた看護婦さんに靴を血で汚してしまったと
謝られました。げっ!
何も考えずに履いてきたその靴は、私のお気に入りで結構高いスニーカー。
しかも白なんですよ~(涙)確認すると結構な汚れ方…。
大丈夫です~なんて笑って言ったけどショックでした~ぁぁぁぁ。
まぁ、そんなのを履いて来た私が悪いんですけどね。
その後、服を病院服に着替えて、手術になった時の為のレントゲンを撮り
再び出血場所を探す旅へ。幸いにも発見に至り、全身麻酔はなくなりました。
どうやら普通の鼻血は鼻の入り口に近いキーゼルバッハとか言う部分での
出血がほとんどらしいのですが、今回の私の場合はこの部分ではなく
もっと奥の、しかも太い血管が切れてしまっていたそうです。
そんな訳で鼻の粘膜を焼く、【鼻粘膜焼灼術.】という物をする事に。
花粉症などの治療時にやるやつです。
これがですね、人生で一番痛い思いをする事になったのです。
鼻の奥の粘膜がむき出しのところに、レーザーっぽい物を照射して焼くのですが
これが強烈で、鼻を突き抜けて喉辺りまで電気のような衝撃が。
これを何回も押しつけられて…「ぎえぇぇぇぇ~!!」と言葉にならない声が。
何回目かの時に、気分が悪くなってきてストップしてもらいました。
するとどんどん血圧が下がってきて血の気が引き、冷や汗びっしょりに。
看護師さんにイスを倒してもらって休憩させてもらいました。
…この時はとても優しくしてもらいました(笑)
後に調べて見たらこの症状は【
迷走神経反射】とか言うらしいです。
この時もちょっぴり死ぬかと思ってしまいました。
体調が復活してから、意を決して「お願いします!」と自ら挑みました(笑)
とにかく早く鼻血を止めたかったのです。頑張りました…。
そして、この処置で完全に鼻血は止まったのです。あーよかった!
しかし、このまま帰ってまた夜に大出血とかしたら怖かったので
1泊だけ入院して様子を見る事になりました。
修羅場は終わったけど続く。次で終わり!